フリーランスになって「会計ソフトどれにしよう」って調べると、必ず出てくるのがfreeeなんですよね。
でも、口コミを見ると「初心者に最高」って声と「使いにくい」って声が両方あって、結局どっちなの?ってなりませんか。
私は2025年9月にフリーランスとして独立して、初年度の確定申告をfreeeで青色申告しました。実際に半年以上使ってみて「ここは本当に助かった」「ここは正直イマイチ」と感じたポイントがあるので、正直に書いていきます。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- freee会計を半年以上使ったリアルな感想
- freeeのメリット5つ・デメリット3つ
- やよい・マネーフォワードとの違い
- freeeが向いている人・向いていない人の判断基準
freee会計とは?基本情報をサクッと紹介
freee会計は、フリー株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。「簿記からの解放」をコンセプトにしていて、会計の知識がなくても使えるように設計されています。
個人事業主向けのプランは4種類あります(2026年4月時点)。
| プラン | 月額(税抜) | 年額(税抜) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| スターター | 1,480円 | 11,760円 | 確定申告書の作成・基本的な帳簿付け |
| スタンダード | 2,680円 | 23,760円 | 消費税申告・レシート撮影の自動仕訳 |
| プレミアム | 年払いのみ | 39,800円 | 電話サポート・税務調査サポート補償 |
| 入力おまかせ | 年払いのみ | 非公開 | freee側で入力代行 |
※料金は2026年4月時点の公式サイト掲載情報です。最新の料金はfreee公式サイトでご確認ください。
私はスタンダードプランを使っています。消費税の課税事業者ではないですが、レシート撮影の自動仕訳が便利すぎて、スターターには戻れなくなりました。
freee会計のメリット5つ
1. 会計知識ゼロでも確定申告できた
これが一番大きいメリットなんですよね。freeeは「取引」という概念で入力を設計していて、「売上が入った」「経費を払った」という日常語でデータを登録できます。
勘定科目はAIが自動提案してくれるので、「これは通信費?消耗品費?」みたいな迷いがほとんどありません。私はFP3級を持っていたので税金の基本的な仕組みは理解していましたが、簿記の知識はゼロでした。それでも青色申告65万円控除で申告できたのは、freeeのおかげです。
2. 銀行口座・クレカの自動連携が神
事業用の銀行口座とクレジットカードを登録しておくと、取引データが自動で取り込まれます。やることは「この仕訳で合ってるかな?」と確認してボタンを押すだけ。
会社員時代は経費精算すらめんどくさかった私ですが、freeeを使い始めてからは月に1〜2回、30分くらいで経理作業が終わります。これをExcelや手書きでやっていたら、確実に挫折していたと思います。
3. スマホアプリで外出先でも処理できる
レシートをもらったらその場でアプリを開いて撮影すれば、OCRで金額や店名を読み取って自動で仕訳候補を作ってくれます。
「あとでまとめてやろう」は100%やらなくなるので、この「その場で片付ける」仕組みはかなり助かっています。
4. 確定申告の手順がわかりやすい
確定申告の時期になると、freeeの画面に「ステップ1: 基本情報の入力」「ステップ2: 収支の確認」みたいなナビゲーションが出てきます。質問に答えていくだけで申告書が完成するので、「何をどの順番でやればいいかわからない」という不安がなくなります。
e-Taxとの連携もスムーズで、マイナンバーカードがあればスマホからそのまま提出できました。
5. 開業freeeが無料で使える
freeeには「開業freee」という無料サービスがあって、開業届と青色申告承認申請書を5分で作れます。私もこれを使って開業届を出しました。無料なのに手順がわかりやすくて、税務署に行く前の不安が一気に減りました。
freee会計のデメリット3つ
1. 簿記の知識がある人にはかえって使いにくい
freeeは「簿記からの解放」がコンセプトなので、従来の仕訳帳のような画面構成ではありません。簿記2級以上の知識がある人や、弥生やマネーフォワードに慣れている人だと「逆にわかりにくい」と感じるかもしれません。
補助科目の設定が直感的でなかったり、複合仕訳の入力がやりづらかったりするのは事実です。
2. サポートの待ち時間が長いことがある
確定申告シーズン(2〜3月)はチャットサポートの待ち時間がかなり長くなります。私も一度問い合わせたとき、チャットで30分以上待ちました。
メールサポートは数日かかることもあるので、急ぎの質問には向きません。プレミアムプランなら電話サポートが使えますが、年額39,800円(税抜)は個人事業主にはなかなかの出費です。
3. 楽天銀行との直接連携ができない
事業用口座として楽天銀行を使っている人は注意が必要です。freeeは楽天銀行との自動連携に対応していない(2026年4月時点)ため、手動でCSVをインポートするか、手入力する必要があります。
メリットで「自動連携が神」と書きましたが、使っている銀行によっては恩恵を受けられない可能性があるので、事前にfreee公式サイトで対応金融機関を確認しておくのがおすすめです。
やよい・マネーフォワードとの違い
私はfreeeとマネーフォワードを両方使ったことがあり、やよいについても徹底的に調査しました。3社の違いをざっくりまとめるとこうなります。
| 比較項目 | freee | やよい | マネーフォワード |
|---|---|---|---|
| 初心者の使いやすさ | ◎ | ○ | ○ |
| 簿記経験者の使いやすさ | △ | ◎ | ○ |
| 最安プラン年額(税抜) | 11,760円 | 8,800円 | 10,560円 |
| スマホアプリ | ◎ | ○ | ○ |
| 自動仕訳の精度 | ◎ | ○ | ◎ |
| サポート体制 | ○ | ◎ | ○ |
※料金は2026年4月時点の情報です。
ざっくりいうと、「とにかく簡単に済ませたい初心者はfreee」「コストを抑えたい人はやよい」「経理の基本に沿って管理したい人はマネーフォワード」という感じです。
詳しい比較は以下の記事にまとめています。
freeeが向いている人・向いていない人
向いている人
- 会計・簿記の知識がない(これから独立する人、副業フリーランス)
- スマホで経理を完結させたい
- 「とりあえず確定申告ができればOK」という人
- 開業届もこれから出す人(開業freeeが便利)
向いていない人
- 簿記2級以上の知識があり、仕訳帳ベースで管理したい人
- 楽天銀行を事業用口座にしている人
- 月額料金を最小限にしたい人(やよいの方が安い)
- 電話サポートが必須な人(プレミアムプランは高い)
私のように「会計の知識ゼロ・とにかく確定申告を終わらせたい」というフリーランス1年目の人には、freeeはかなりフィットすると思います。
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freeeの口コミ・評判まとめ
ネット上の口コミを調査して、よく出てくる声をまとめました。
良い口コミ
- 「クレカと銀行口座を登録すると自動で経理できるから便利」
- 「確定申告が初めてでも、ナビに沿って進めるだけで終わった」
- 「スマホアプリでレシート撮影→自動仕訳が地味にすごい」
- 「開業freeeで開業届が5分で作れた」
悪い口コミ
- 「サポートの待ち時間が長い(特に確定申告シーズン)」
- 「簿記に慣れている人には逆にわかりにくい」
- 「楽天銀行と連携できないのが不便」
- 「料金がやよいより高い」
良い口コミ・悪い口コミの両方を見ると、freeeは「会計初心者には最高、経験者にはクセがある」という評価に集約されます。これは私の実感とも完全に一致しています。
まとめ:freeeは会計初心者のフリーランスにおすすめ
freee会計を半年以上使ってきた感想をまとめます。
- 会計知識ゼロでも確定申告できるのは最大のメリット
- 銀行・クレカの自動連携で経理作業が月30分に短縮
- スマホアプリで外出先でもレシート処理ができる
- ただし簿記経験者には操作のクセがある
- 料金はやよいより高いが、使いやすさとのトレードオフ
「とにかく確定申告を終わらせたい」「会計の勉強に時間をかけたくない」というフリーランス1年目の方は、まず無料体験から試してみるのがおすすめです。合わなければ他のソフトに乗り換えればOKですし、データの移行もできます。
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