freeeはスマホアプリだけで、日々の記帳から確定申告書の作成・e-Taxでの提出までひととおり完結できます。マイナンバーカードと対応スマホがあれば、税務署に行かず自宅から申告まで終えられます。ただし「無料プランでは申告書を作れない」「複雑な申告はPCのほうが速い」といった前提もあるので、そこを正直に整理します。
この記事の結論(30秒で読める)
- freeeはスマホアプリで記帳〜確定申告書の作成〜e-Tax提出まで完結できる
- 必要なのはマイナンバーカード+対応スマホ+freeeアプリ(+マイナポータル連携)
- レシートは撮影するだけでAIが自動データ化=スキマ時間で記帳が進む
- ただし無料プランでは申告書を作成・出力できない(有料プランが必要)
- 取引が多い・複雑な申告は、入力だけPC併用のほうがラクな場面もある
私は2025年に独立したフリーランスで、確定申告はfreeeを使っています。正直、最初は「スマホだけで本当に終わるの?」と半信半疑だったんですが、レシート撮影と質問形式の入力に慣れると、外出先のスキマ時間でかなり進むんですよね。この記事では、スマホ完結の実際の流れと、つまずきやすいポイントを個人事業主目線でまとめます。
freeeはスマホだけで確定申告できる?
できます。freeeはスマホアプリで、日々の取引入力から確定申告書・青色申告決算書の作成、e-Taxでの電子申告まで一気通貫で対応しています。紙のレシートはカメラで撮影するとAIが日付・金額を読み取ってデータ化するため、パソコンを開かなくても記帳が進みます。
ポイントは、freeeが「会計アプリ」と「電子申告アプリ」の2つを使い分ける設計になっていること。ここを知らないと「申告の最後でつまずく」ので、先に全体像を押さえておきましょう。
| やること | 使うもの |
|---|---|
| 日々の記帳・レシート撮影・申告書作成 | freee会計アプリ |
| e-Tax(電子申告)で提出 | マイナポータル連携/freee電子申告アプリ+マイナンバーカード |
スマホ確定申告に必要なもの
スマホ完結には「マイナンバーカード」「マイナンバーカード読み取り対応スマホ」「freeeアプリ」の3点が要ります。とくにマイナンバーカードは、e-Taxで自宅から提出するための必須アイテムです。
- マイナンバーカード:e-Tax提出に必須。未取得なら紙提出になり、スマホ完結の意味が薄れる
- 対応スマホ:マイナンバーカードをかざして読み取れるNFC対応機種(最近のiPhone/Androidはほぼ対応)
- freeeアプリ+マイナポータルアプリ:申告書作成と、e-Tax連携のために両方入れておく
逆にいうと、この3点が揃っていない人(マイナンバーカードを持っていない等)は、無理にスマホ完結を目指すより、作成はfreeeで・提出は税務署や郵送、という割り切りもアリです。
スマホでの確定申告5ステップ
実際の流れはシンプルで、質問に答えていくだけで申告書ができあがります。私がやっている手順はこの5ステップです。
- 口座・カードを連携:明細が自動で取り込まれ、手入力がぐっと減る
- レシートを撮影:経費はその場でカメラ撮影→AIが自動データ化
- 質問に回答:控除や事業の情報を質問形式で入力すると申告書が自動作成
- 内容を確認:作成された確定申告書・決算書をアプリでプレビュー
- e-Taxで提出:マイナンバーカードをスマホにかざして電子申告を完了
慣れれば、日々の記帳(1・2)を1年通してコツコツやっておくと、申告期の作業は3〜5がメインで済みます。「確定申告の直前にまとめてやる」より、月イチで撮影・連携を回すほうがスマホ運用は圧倒的にラクです。
スマホ完結が向いている人・PC併用が向いている人
正直に言うと、全員がスマホだけで完結すべきとは思いません。私の感覚での向き・不向きはこうです。
| スマホ完結が向いている | PC併用が向いている |
|---|---|
| 取引がそこまで多くない | 取引・仕訳の件数が多い |
| レシート経費が中心 | 複雑な按分・複数事業がある |
| 外出が多くスキマ時間で進めたい | まとめて一気に入力したい |
大量の仕訳をまとめて直すような作業は、画面の広いPCのほうが速いです。freeeは同じアカウントでスマホもPCも使えるので、「記帳はスマホ、最終チェックはPC」のハイブリッドがいちばん現実的だと感じています。
スマホでもfreeeの有料プランは必要(料金)
ひとつ注意点があります。freeeは無料プランのままでは確定申告書の作成・出力ができません。スマホでも同じで、申告まで終えるには有料プランが必要です(freee無料プランの制限はこちら)。
個人事業主向けのスタータープランは年11,760円(税抜・2026年6月時点)から。青色申告65万円控除やインボイスに対応します。まずは無料で操作感を試して、申告まで使うと決めたら有料に切り替える、という順番が失敗しません。
スマホで確定申告まで終えたいなら「freee会計」
レシート撮影のAI自動データ化とスマホe-Taxで、記帳から申告まで手のひらで完結。まずは無料で操作感を試せます(申告書の作成・出力は有料プラン・スターター年11,760円税抜〜/2026年6月時点)。
まとめ:freeeはスマホ完結できる。ただし前提を押さえて
freeeはスマホアプリだけで、記帳から確定申告書の作成・e-Tax提出まで完結できます。カギはマイナンバーカード+対応スマホ+有料プランの3点。レシート撮影のAIデータ化を月イチで回しておけば、申告期の負担は大きく減ります。取引が多い・複雑な人はPC併用のハイブリッドが現実的です。自分の申告のボリュームに合わせて、スマホ完結かハイブリッドかを選ぶのが賢いやり方だと思います。
よくある質問
Q1. マイナンバーカードがなくてもスマホで確定申告できますか?
申告書の作成はできますが、e-Taxで自宅から電子提出するにはマイナンバーカードが必要です。カードがない場合は、作成した書類を印刷して郵送・持参する形になり、スマホ完結の利点は薄れます。取得しておくのがおすすめです。
Q2. freeeの無料プランでもスマホで確定申告書を作れますか?
作れません。freeeは無料プランでは確定申告書の作成・出力ができないため、スマホでも有料プランが必要です。無料の範囲では操作感や記帳の体験までにとどまります。
Q3. スマホだけで青色申告65万円控除は受けられますか?
受けられます。複式簿記での記帳とe-Tax提出に対応しているため、65万円控除の要件(複式簿記+電子申告または電子帳簿保存)をスマホ完結でも満たせます。有料プランの利用が前提です。
Q4. スマホとパソコンは併用できますか?
できます。freeeは同じアカウントでスマホアプリとPCブラウザの両方を使えます。日々の記帳やレシート撮影はスマホ、大量の仕訳修正や最終チェックはPC、というハイブリッド運用が現実的です。
Q5. レシートは撮影するだけで経費に登録されますか?
スマホでレシートを撮影するとAIが日付・金額を読み取ってデータ化し、勘定科目の候補まで提案します。内容を確認して登録する流れなので、手入力よりぐっと速くなります。ただし読み取り結果は必ず目視で確認しましょう。
