結論:副業フリーランスがfreeeを使うのはアリ。年間売上20万円超で確定申告が必要になったタイミングで導入すれば、会社員給与と副業所得を分けて管理でき、e-Taxでそのまま提出まで30分で完了します。
\n\n\n\nこの記事の結論(30秒で読める)
\n- \n
- 銀行口座とクレカは副業専用に分ける。給与口座を連携すると給与が「売上」として取り込まれる \n
- 20万円以下でも住民税申告は必要。所得税の20万ルールと混同しないこと \n
- セットアップ〜提出まで合計1.5〜2時間。12月までに準備すれば確定申告期は楽 \n
私自身、会社員をやりながら副業フリーランスをしていた時期にfreeeを使い始め、その後独立してもそのまま使い続けています。この記事では、副業フリーランスがfreeeを使うときの実際の手順・つまずきやすいポイント・合う人合わない人を、会社員兼業時代の実体験ベースで整理します。
\n\n\n\n副業時代になぜfreeeを選んだか
\n\n\n\n会社員をやりながら副業を始めて1年が経ったころ、年間の売上が20万円を超えてしまい、確定申告が必要になりました。それまでは「経費は適当にメモ」「振込履歴は通帳で確認」というレベルだったので、確定申告書をどう作るのか、まったくわかっていない状態だったんですよね。
\n\n\n\nそこで会計ソフトの導入を考えたのですが、選んだ理由は次の3つです。
\n\n\n\n- \n
- 初心者でも入力欄が日本語で迷わない:簿記の知識がなくても「これはどっち?」と聞かれて答えるだけで仕訳が作られる \n
- 銀行口座・クレジットカードと自動連携:明細を取り込んで「これは経費」「これは私用」と振り分けるだけ \n
- そのまま電子申告まで完結:マイナンバーカードがあれば、自宅からe-Taxで提出できる \n
マネーフォワードクラウドや弥生も検討したのですが、副業の確定申告を初めてやる立場だと、freeeの「質問に答えるだけ」スタイルが一番ラクに感じました。簿記をきちんと勉強した経理経験者なら、マネーフォワードのほうが操作の自由度は高いです。
\n\n\n\n副業でfreeeを使うときの3つの注意点
\n\n\n\n副業者ならではのつまずきポイントが3つあります。会社員と違って、給与所得と副業所得を分けて考える必要があるためです。
\n\n\n\n1. 会社員給与は別モノ。freeeに入れない
\n\n\n\n会社からの給与・賞与はfreeeに登録しません。freeeは副業の「事業所得」または「雑所得」を集計するためのもので、会社員給与は確定申告書を作るときに源泉徴収票の数字をそのまま転記するだけです。
\n\n\n\n給与振込口座をfreeeに連携してしまうと、給与の入金まで「事業の売上」として取り込まれてしまうので、銀行口座はできれば副業専用に分けるのがおすすめです。
\n\n\n\n2. 雑所得 or 事業所得の判断
\n\n\n\n副業の利益(売上−経費)が「雑所得」か「事業所得」かで、freeeでの設定と税負担が変わります。2025年の税制では、年間売上が継続的にあり、帳簿をつけている場合は事業所得として認められやすいです。一方で、年に数回・売上が小さい場合は雑所得扱いになります。
\n\n\n\n事業所得なら青色申告(最大65万円控除)が使えますが、開業届と青色申告承認申請書を事前に出している必要があります。雑所得なら白色申告のみで、控除はありません。
\n\n\n\n3. 20万円以下でも住民税の申告は必要
\n\n\n\n「副業所得が年20万円以下なら確定申告不要」は所得税のルールです。住民税には20万円ルールがないので、市区町村への申告が別途必要になります。
\n\n\n\n確定申告をすれば住民税の情報も自動で市区町村に流れるので、20万円を超えなくても確定申告してしまうのがラクです。freeeで作った申告書をe-Taxで提出すれば、住民税の手続きも一気に片付きます。
\n\n\n\nfreeeを実際に試したい方へ
\nfreee会計は無料で会員登録できて、確定申告書の作成まで試せます。本契約は申告月の前月(12月や1月)に決めればOKです。まずは無料で雰囲気をつかむのがおすすめです。
\nfreee会計の無料登録はこちら ›\n副業freeeのセットアップから確定申告までの実手順
\n\n\n\n会社員兼業時代に私が実際にやった手順を、順を追って書きます。年明け1月〜3月の確定申告期に向けて、12月までにセットアップを終わらせるのが理想的なペースです。
\n\n\n\nStep 1: アカウント作成と事業者情報の登録(10分)
\n\n\n\nfreeeの公式サイトでメールアドレスを入力してアカウントを作成します。事業者名・住所・業種を入力する画面で、副業の場合は「個人事業主」を選びます。屋号がなくても進めるので、開業届を出していなくても大丈夫です。
\n\n\n\nStep 2: 銀行口座とクレジットカードを連携(10分)
\n\n\n\n副業の入金口座と、副業の経費を払っているクレジットカードをfreeeに連携します。連携すると過去の明細が自動で取り込まれます。
\n\n\n\nこのとき、会社員給与の振込口座は連携しないようにします。連携してしまうと、毎月の給与が「売上」として処理されてしまうので、後で除外する手間がかかります。
\n\n\n\nStep 3: 取り込まれた明細を仕訳していく(30分〜1時間)
\n\n\n\nfreeeが取り込んだ明細を1件ずつ確認して、「これは事業の売上」「これはツール代の経費」「これは私用なので無視」と振り分けていきます。
\n\n\n\n1件ずつ「内容は何ですか?」と聞かれるだけなので、簿記の知識は不要です。たとえばクラウドソーシングからの入金は「売上」、Adobe CCの月額料金は「ソフトウェア」、ノートパソコンは「消耗品費」のように選んでいきます。
\n\n\n\nStep 4: 確定申告書を作成(30分)
\n\n\n\n仕訳が終わったら、freeeのメニューから「確定申告」を選びます。基本情報・社会保険・配偶者控除・住宅ローン控除などの項目に答えていくと、自動で確定申告書Bと青色申告決算書(または収支内訳書)が作られます。
\n\n\n\n会社員給与は、源泉徴収票を見ながら「給与所得の源泉徴収票」欄に支払金額・源泉徴収税額・社会保険料を入力します。ここで間違えると税額が変わるので、源泉徴収票を手元に置いて慎重に入力するのがコツです。
\n\n\n\nStep 5: e-Taxで電子申告(15分)
\n\n\n\nマイナンバーカードとカードリーダー(またはマイナポータルアプリ)があれば、freeeから直接e-Taxで提出できます。郵送や税務署持参も選べますが、電子申告のほうが青色申告控除が10万円多くなる(55万→65万)のでお得です。
\n\n\n\n副業者がつまずいたポイント
\n\n\n\n私が会社員兼業時代に実際につまずいたポイントを共有します。同じところで困る副業者は多いと思います。
\n\n\n\n- \n
- 給与口座とクレカを連携してしまった:取り込んだ後で気づいて、明細を1件ずつ「無視」する作業が必要になりました。最初から副業専用口座を分けるのが正解 \n
- 家賃や光熱費を全額経費にした:自宅の一部を仕事で使っているなら家事按分が必要。100%経費は否認リスクがあります \n
- 領収書の保管を忘れた:紙のレシートをそのまま捨てた経費は、後で証憑がないと困ります。スマホで撮ってfreeeに添付しておくのがおすすめ \n
- 事業所得 or 雑所得の判断に迷った:副業を始めて間もない頃は雑所得スタートが無難。2年目以降で事業として継続性が出てきたら、開業届を出して事業所得に切り替える流れがスムーズです \n
freeeに合わない副業者のタイプ
\n\n\n\nfreeeはとてもよくできた会計ソフトですが、合わない人もいます。次のいずれかに当てはまる人は、別のソフトを検討したほうがいいです。
\n\n\n\n- \n
- 簿記2級以上の知識がある:マネーフォワードクラウドのほうが従来の仕訳画面に近く、操作の自由度が高い \n
- 白色申告だけで十分:やよいの白色申告オンラインなら無料で使える \n
- 副業所得が年5万円以下:会計ソフトを使うほどの規模ではない。エクセルか紙でも十分 \n
- 給与収入のみで副業所得が雑所得 20万円以下:所得税の確定申告は不要なので、住民税の申告だけ市区町村に直接でOK \n
副業フリーランス × freeeのよくある質問
\n\n\n\nQ1. 会社に副業がバレない使い方はある?
\n\n\n\n確定申告書の住民税欄で「自分で納付(普通徴収)」を選べば、住民税は会社の給与から天引きされず、自分で払うことになります。これで会社の給与経理に副業の住民税が反映されないため、バレるリスクは下がります。ただし、会社の就業規則で副業禁止のケースもあるので、規則の確認は必須です。
\n\n\n\nQ2. 副業所得が20万円以下でもfreeeは必要?
\n\n\n\n必須ではないです。ただ、住民税の申告は20万円以下でも必要なので、会計ソフトで集計しておくと楽です。継続的に副業を続ける予定なら、最初からfreeeで記帳習慣をつけておくと、所得が増えたときにもスムーズに対応できます。
\n\n\n\nQ3. 開業届を出していなくても青色申告できる?
\n\n\n\nできません。青色申告には「開業届」と「青色申告承認申請書」の事前提出が必要です。事業所得として青色申告したい年の3月15日までに提出します。freee開業を使えば無料で書類を作れて郵送までできます。
\n\n\n\nQ4. 月額料金は経費になる?
\n\n\n\nはい、freeeの月額料金は「ソフトウェア」または「諸会費」として全額経費になります。確定申告の準備にかかる費用なので、経費計上に問題はありません。
\n\n\n\nQ5. 来年からマネーフォワードに乗り換えできる?
\n\n\n\nできます。年度が変わるタイミング(1月)で乗り換えるのがスムーズです。前年の決算データはfreeeで完結させて、新年度からマネーフォワードに切り替える流れになります。両方とも30日無料お試しがあるので、年末年始に比較すると判断しやすいです。
\n\n\n\nまとめ|副業者にもfreeeはおすすめ
\n\n\n\n副業フリーランスがfreeeを使うのは、特に「初めての確定申告」の不安を減らしたい人に向いています。会社員給与と副業所得を分けて管理する習慣がつくので、独立後にもそのまま使えるのが大きな利点です。
\n\n\n\n- \n
- 銀行口座とクレカは副業専用に分けるのがつまずかない最大のコツ \n
- 20万円以下でも住民税の申告は必要。確定申告してしまうのが楽 \n
- 無料で確定申告書の作成まで試せるので、12月までにセットアップしておくと余裕がある \n
関連記事
\n\n\n\nfreeeを実際に1年使った詳細レビュー: freee会計の口コミ・評判|半年使った本音レビュー
\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\nこの記事を書いた人
\n\n向井 純一(個人事業ナビ 運営者)\n
\n\nフリーランスとして独立。会社員時代に副業でfreeeを使い始め、独立後も継続利用中。NISA運用5年以上・元エンジニアとして、会計ソフト・エージェント・バーチャルオフィスを実体験ベースでレビューしています。本記事の手順・税制情報は2026年5月時点の自身の利用経験と公式情報に基づいています。\n
\n\nプロフィール\n
\n