やよいの青色申告オンラインは、スマホアプリで日々の記帳とレシート撮影までできます。ただし確定申告書・青色申告決算書の作成はPC(Windows/Mac)が必須で、スマホだけで申告まで完結することはできません。「記帳はスマホ、申告書作成はPC」の2デバイス運用が前提です。
結論(2026年7月時点)
- スマホアプリ『弥生 申告』で記帳・レシート撮影・自動仕訳はできる
- でも確定申告書と青色申告決算書の作成はPCが必須=完全スマホ完結は不可
- スマホだけで申告まで終わらせたいならfreeeの方が向いている
- 「記帳はスマホで済ませたい・初年度無料で始めたい」ならやよいでも十分実用的
やよいの青色申告オンラインはスマホだけで確定申告できる?
結論からいうと、スマホ「だけ」では完結できません。記帳(日々の入力)まではスマホでOKですが、確定申告書と青色申告決算書の作成はパソコンが必要です。
ここを勘違いしたまま「やよい=スマホで全部できる」と思って始めると、申告直前になって「あれ、この画面スマホに無い…」と焦ることになるんですよね。私も会計ソフトを8年使ってきて、この「どこまでスマホで、どこからPCか」の線引きを知らずに詰む人を何度も見てきました。先に整理しておきます。
スマホアプリ『弥生 申告』でできること3つ
やよいのスマホアプリでできるのは、主に「日々のためこみ作業」です。申告書そのものではなく、その手前の記帳をスキマ時間で片づけるイメージですね。
1. 取引の入力
売上や経費を、かんたんな入力画面からその場で登録できます。外出先で使った経費を、財布にレシートを溜めずにその日のうちに入れてしまえるのがラクなポイントです。
2. レシート・領収書の撮影(スマート取引取込)
レシートをカメラで撮ると、AIが日付・金額・勘定科目を自動で読み取って仕訳してくれます。撮って終わり、が基本なので、簿記が分からなくても記帳が進みます。
3. 銀行・カード明細の自動取込
連携した銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、こちらもAIが仕訳します。入力した内容はクラウドに保存されるので、あとでPCから開いたときにはもう反映されている、という流れです。
スマホではできないこと=確定申告書の作成(PC必須)
スマホアプリでできないのは、確定申告書・青色申告決算書・収支内訳書の「作成」です。これらはWindowsまたはMacのパソコンでの操作が必須になります。
つまり、1年間コツコツ記帳したデータを「申告書の形にまとめる」最後の工程は、必ずPCから行う必要があるということです。e-Taxでの電子提出もこの流れの中でPCから行います。
やよいに限らず、スマホは「入力するデバイス」、PCは「まとめて提出するデバイス」と役割が分かれている、と考えると分かりやすいです。
「記帳スマホ+申告PC」の2デバイス運用の流れ
実際にやよいを使う場合、1年を通した動きはこうなります。
- 1年間(日々):スマホアプリで取引入力・レシート撮影。移動中や寝る前のスキマ時間で少しずつ。
- 確定申告シーズン(2〜3月):PCでやよいの青色申告オンラインにログイン。溜めた記帳データを確認・調整。
- 提出:PCで確定申告書・青色申告決算書を作成し、e-Taxまたは印刷して提出。
「毎日の面倒くさい部分はスマホで軽く、年に一度の重い部分はPCで集中して」という分担ですね。PCを一切持っていない人には向きませんが、記帳の手間をスマホに逃がせるのは地味に効いてきます。
記帳はスマホで軽くしたい人へ:やよいの青色申告 オンライン
セルフプランは初年度無料で、日々の記帳はスマホアプリで完結できます。申告書作成だけPCが必要ですが、「まず無料で始めて、確定申告のときだけPCで仕上げる」という使い方ができます。シェアNo.1の安心感で、簿記が分からなくてもレシート撮影で記帳が進みます。
完全にスマホで完結したいならfreeeの方が向いている
「PCは持っていない・スマホだけで申告まで終わらせたい」という人は、やよいよりfreeeの方が現実的です。
freeeはスマホアプリだけで確定申告書の作成からe-Tax提出までを完結できる設計になっています。この違いは大きくて、PCを持たずにスマホ1台で独立している人にはfreeeが有力候補になります。詳しくは「freeeはスマホだけで確定申告できる?アプリ完結の手順」で解説しています。
逆に、PCは持っていて「毎日の記帳をスマホで軽くしたい」「初年度は無料で試したい」という人なら、やよいでまったく問題ありません。スマホ完結が必須かどうかが、freeeとやよいを分ける一番のポイントです。
それでもやよいがおすすめな人・向かない人
やよいが向いている人
- PCは持っていて、日々の記帳だけスマホで軽くしたい人
- 初年度無料でコストを抑えて始めたい人
- シェアNo.1の実績や、電話サポートの安心感を重視する人
やよいが向かない人
- PCを持っておらず、スマホだけで申告まで完結したい人(→freee)
- 見積書・請求書の作成も1つのソフトでまとめたい人(やよいは別料金)
- 洗練されたUIを重視する人(やよいの画面はやや無骨との声もある)
会計ソフト全体の選び方は「会計ソフト比較 freee・マネーフォワード・やよい」でも整理しているので、迷っている人はあわせて読んでみてください。
よくある質問
やよいの青色申告オンラインはスマホだけで確定申告まで終わりますか?
終わりません。記帳やレシート撮影はスマホアプリでできますが、確定申告書と青色申告決算書の作成はWindowsまたはMacのパソコンが必須です。スマホだけで申告まで完結したい場合はfreeeが向いています。
スマホアプリ『弥生 申告』では具体的に何ができますか?
取引の入力、レシート・領収書の撮影による自動仕訳、銀行やクレジットカード明細の自動取込ができます。入力したデータはクラウドに保存され、PCから開いたときに反映されています。
やよいの青色申告オンラインは無料で使えますか?
セルフプランは初年度が無料で使えます。翌年以降は年額1万円程度の有料になりますが、まず無料で記帳の使い勝手を試してから継続を判断できます。
スマホで記帳したデータはPCに引き継がれますか?
引き継がれます。やよいの青色申告オンラインはクラウド型なので、スマホで入力した記帳データは自動でクラウドに保存され、同じアカウントでPCからログインすればそのまま申告書の作成に使えます。
iPhoneでもAndroidでも使えますか?
どちらでも使えます。『弥生 申告』アプリはApp Store(iPhone)とGoogle Play(Android)の両方で配信されています。
まとめ
- やよいの青色申告オンラインは、記帳・レシート撮影までスマホアプリで完結できる
- ただし確定申告書・青色申告決算書の作成はPC(Windows/Mac)が必須
- 「記帳はスマホ、申告書作成はPC」の2デバイス運用が前提
- 完全スマホ完結したいならfreee、PC有り+初年度無料で始めたいならやよい
スマホで全部終わると思って始めると申告直前に焦るので、「最後の仕上げはPC」とだけ先に覚えておけば大丈夫です。まずは無料で記帳の使い勝手を試してみるのが、遠回りしない選び方だと思います。
まずは無料で記帳の使い勝手を試す
やよいの青色申告 オンラインはセルフプランが初年度無料。スマホアプリで日々の記帳を進めて、確定申告のときだけPCで仕上げる、という始め方ができます。合わなければ翌年更新しなければいいだけなので、まず試して判断するのがおすすめです。
