freee会計を使ってみたけど、なんか使いにくい。前に簿記を勉強した人ほど「これ違くない?」となりがちじゃないですか。
私もフリーランスとして独立してから半年間freeeを使い続けていますが、最初の数ヶ月は「これ本当に便利なの?」と思うこともありました。で、今振り返ってみると、freeeが「使いにくい」と感じる理由には共通パターンがあるんですよね。
この記事では、freeeを実際に半年使った私が感じたデメリットを5つ正直に書きます。「使いにくいから他に乗り換えるべき?」を判断する材料にしてもらえればと思います。
この記事でわかること:
- freeeが使いにくいと言われる5つの具体的理由
- それぞれが「致命的」か「慣れれば解決」か
- freeeから乗り換えるべき人・続けるべき人
freeeが使いにくいと感じる5つの理由
① 簿記を勉強した人ほど「仕訳画面」が使いにくい
これは私自身、簿記の基本を少し勉強した後にfreeeを触り始めたので最初に違和感を感じた点です。
freeeは「会計知識ゼロでも使える」をコンセプトに設計されていて、従来の会計ソフトのように「借方・貸方」を直接入力する画面がデフォルトでは出てきません。「収入があった」「経費を払った」みたいな日常言葉で取引を入力する作りになっています。
これは初心者にはわかりやすいんですが、簿記知識がある人からすると「直接仕訳を入力させてくれよ」と感じる場面が多いです。一応「振替伝票」機能で仕訳直接入力もできるんですが、デフォルトの動線から外れているので使いづらい印象です。
② 月額料金が3社の中で一番高い
個人事業主向け会計ソフト大手3社(freee・やよい・マネーフォワード)の中で、freeeの月額料金は最も高い設定です。2026年4月時点の年額目安は次の通り。
| サービス | 初年度 | 2年目以降 |
|---|---|---|
| freee会計(スターター) | 13,068円 | 13,068円 |
| やよい青色申告オンライン(ベーシック) | 0円(初年度無料) | 10,120円〜 |
| マネーフォワードクラウド確定申告(パーソナル) | 11,760円 | 11,760円 |
※2026年4月時点の料金です。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
機能差を考えるとfreeeが妥当な価格設定とも言えますが、「とりあえず確定申告ができればいい」というシンプルな使い方なら、やよいの方がコスパは良いです。
③ 機能が多すぎて、何から手をつければいいかわからない
freeeは経費精算・請求書発行・給与計算・電子申告まで全部入りなのが強みなんですが、初めて触ると「メニューが多すぎ」と感じます。
私も最初は「ホーム画面の通知が多すぎてどれを優先したらいいかわからん」となりました。慣れるとどれが重要かわかるんですが、最初の1〜2ヶ月は「とりあえず触ってみる」期間が必要です。
シンプルにやりたいだけの人には、これが「使いにくい」に直結します。
④ 無料プランがなく、いきなり有料プランからスタート
マネーフォワードやfreeeの一部競合は「無料お試し期間」を設けていますが、freeeも30日間無料体験はあるものの、本格運用はやはり有料前提です。
「ちょっと試してみてダメなら別ソフトに」と気軽に検討したい場合、料金面のハードルは少し高めに感じます。
⑤ サポート対応が初期プランだとメールのみ
freeeのスターター(個人最安プラン)は基本的にメールサポートのみ。チャットサポートを受けたい場合は上位プラン(スタンダード以上)への加入が必要です。
確定申告期に「これどう入力するの?」と困ったときに、すぐに聞ける手段が限られるのは少しストレスかなと感じました。
5つのデメリット、致命的か?慣れれば解決か?
個人的な評価をまとめると次のような感じです。
| デメリット | 致命度 | 備考 |
|---|---|---|
| 仕訳画面が使いにくい | ★★(簿記知識者は気になる) | 振替伝票で対応可能 |
| 月額料金が高い | ★★★(コスト重視なら致命的) | 機能を使わないなら割に合わない |
| 機能が多すぎる | ★(慣れれば解決) | 1〜2ヶ月の慣れ期間が必要 |
| 有料プラン前提 | ★(試すコスト) | 30日無料体験はある |
| サポートがメールのみ(最安プラン) | ★★(確定申告期に困る) | 上位プラン or 自力で解決 |
致命的なのは「料金が高いのに機能を使い切れない」というパターン。逆に、freeeの全機能をフル活用できる人なら値段に見合った価値はあります。
freeeから乗り換えるべき人・続けるべき人
乗り換えを検討すべき人
- 簿記の知識があり、直接仕訳入力したい
- 確定申告だけシンプルにできればOK
- 月額料金を少しでも抑えたい
- 請求書発行・経費精算など追加機能を使わない
このタイプなら、やよい青色申告オンラインの方がコスパも操作感も合うはずです。やよいは「初年度無料」キャンペーンをほぼ常時やっているので、お試しコストもかかりません。
やよいの青色申告オンライン|初年度無料で試せる
業界シェアNo.1の老舗会計ソフト。簿記知識がある人にとっては仕訳入力がしやすく、料金も抑えめ。確定申告のみシンプルに済ませたい人向けです。
続けるべき人(私もこれ)
- 会計の知識がほぼなく、ガイド付きで進めたい
- 請求書発行・経費精算もまとめてやりたい
- 銀行・クレカ連携で自動記帳を活用したい
- 事業規模が拡大してスタッフを雇う可能性がある
このタイプならfreeeを継続する価値があります。私自身は2番目・3番目の理由でfreeeを使い続けています。
使いにくさを軽減するコツ3つ
freeeを使い続けるなら、以下の3つを意識すると使いにくさがかなり減ります。
① 最初の1ヶ月は「自動同期」だけ設定する
銀行・クレカ・請求書発行ツールとの自動連携を最初の1ヶ月で設定しておくと、その後の入力作業が劇的に減ります。最初は面倒ですが、ここだけはサボらない方がいいです。
② わからない用語は「ヘルプ」で都度調べる
freeeの公式ヘルプは結構充実しています。「これなに?」と思ったらすぐ検索する習慣をつけると、独自用語に慣れます。
③ 最初の確定申告は税理士スポット相談を活用する
freeeは「e-Taxまで一気通貫」で完結できるのが強みですが、初年度は不安だったので私はスポットで税理士相談を受けました。1〜3万円のコストですが、安心料としては十分元が取れます。
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まとめ:freeeの使いにくさは「タイプとの相性」
- freeeは初心者向け設計のため、簿記経験者には違和感がある
- 料金は3社で一番高い。シンプルにやりたい人にはオーバースペック
- 機能の多さは慣れれば武器、最初は混乱の元
- 乗り換え候補はやよい青色申告オンライン(初年度無料)
- continue前提なら自動連携・スポット税理士で乗り切れる
「使いにくい」と感じる理由が一時的な慣れの問題か、構造的なミスマッチかを見極めるのが大事です。1ヶ月触ってみてどうしてもしっくり来ないなら、無理に続けず別ソフトを検討する価値はあります。
