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青色申告 vs 白色申告の違い|フリーランスはどっちを選ぶべき?

2026 5/12
会計ソフト
2026年5月12日

「フリーランスになったら確定申告って必要だけど、青色と白色のどっちを選べばいいの?」

結論からお伝えすると、フリーランスは青色申告(65万円控除)一択です。私自身フリーランス8年目で、独立2年目から青色申告に切り替えて、年間20万円以上の節税を継続できています。

この記事でわかること:

  • 青色申告と白色申告の具体的な違い
  • 青色申告にすると年いくら節税できるか(年収別シミュレーション)
  • 青色申告の3条件(複式簿記・期限内提出・e-Tax 等)
  • 青色申告承認申請書の出し方(提出期限注意)
目次

青色申告 vs 白色申告 違い一覧

項目 白色申告 青色申告(10万円控除) 青色申告(65万円控除)
控除額 0円 10万円 65万円
帳簿 単式簿記 単式簿記 複式簿記
e-Tax 必須 不要 不要 必須
事前申請 不要 必要 必要
赤字繰越 不可 3年間繰越可 3年間繰越可
家族への給与 制限あり 専従者給与可 専従者給与可
難易度 低 低 中(クラウド会計で楽になる)

結論として、フリーランスは「青色申告(65万円控除)」を選んでください。手間は白色とほぼ同じで、節税効果は段違いです。

青色申告で年いくら節税できるか

所得税・住民税の合計は、所得に応じて約15〜30%。65万円控除を使えば、年収によって以下くらいの節税になります。

年所得 節税額(所得税+住民税)
300万円 約9.7万円
500万円 約13万円
700万円 約13万円
900万円 約14.3万円
1,200万円 約21.5万円

※ 配偶者控除・扶養控除・社会保険料控除等の組み合わせで実際の金額は変動します

この節税効果が「毎年」続くと考えると、青色申告を選ばない選択肢はありません。10年で100万円以上の差になります。

青色申告(65万円控除)の3条件

条件1: 事前に青色申告承認申請書を提出している

独立してから2ヶ月以内に税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。期限を過ぎると、その年は白色申告になります(翌年から青色申告に切り替え可)。

条件2: 複式簿記で記帳している

「複式簿記」と言うと難しそうですが、クラウド会計ソフト(freee・マネーフォワード等)が自動で複式簿記の形式に整えてくれます。実際にはほぼ意識しないで OK です。

条件3: e-Tax で提出 or 電子帳簿保存している

2020年から e-Tax 提出(または電子帳簿保存)が65万円控除の必須条件になりました。書面提出だと55万円控除に減ります。e-Tax を使うのが現実的です。

青色申告承認申請書の出し方

「青色申告承認申請書」は税務署に提出する書類です。提出期限は独立後2ヶ月以内(既に独立済みなら翌年3月15日まで)です。

具体的な手順:

  1. マネーフォワード開業届・freee開業 等で開業届と青色申告承認申請書を同時作成(10分で完了)
  2. マイナンバーカードで e-Tax 提出 or 印刷して税務署に郵送
  3. 提出から1〜2ヶ月で承認通知(通知が無くても申請日から有効)

関連: フリーランスの確定申告のやり方【2026年版】7ステップと節税4選

クラウド会計ソフトで青色申告を楽にする

青色申告 65万円控除の唯一のハードルは「複式簿記」ですが、クラウド会計ソフトを使えばほぼ意識不要です。「銀行口座連携 → 自動仕訳 → 確定申告書自動生成」の流れで、年間20〜30時間の工数削減になります。

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関連: freee会計の口コミ・評判(半年使った本音レビュー) / やよいの青色申告オンラインの口コミ・評判 / やよい vs freee の違い

よくある質問

Q. 副業で年20万円以下の所得なら白色でいい?

A. 副業所得20万円以下なら確定申告自体が不要(住民税申告のみ必要)です。20万円を超えるなら、迷わず青色申告にしてください。「副業 → 専業化」を視野に入れているなら、最初から青色申告で始めるのがスムーズです。

Q. 青色申告承認申請書の提出期限を過ぎた場合は?

A. その年は白色申告になり、翌年から青色申告に切り替わります。例えば 2026年4月に独立したのに6月になっても申請書を出していない場合、2026年分は白色、2027年分から青色になります。

Q. 開業届を出していなくても青色申告できる?

A. 開業届と青色申告承認申請書はセットで出すのが標準です。開業届だけで青色申告承認申請書がなければ、青色申告はできません。両方同時に出してください。

Q. クラウド会計ソフトを使わずに青色申告は可能?

A. 可能ですが、複式簿記の知識が必要で、手書きやExcelでやると年30〜50時間の作業になります。クラウド会計ソフトの月1,000〜3,000円の費用は、節税額13万円から見れば誤差レベルです。

Q. 法人化のタイミングはいつ?

A. 一般的な目安は「年売上 800万円〜1,000万円超え」「課税所得 600万円超え」「インボイス制度で消費税負担が大きくなった」のいずれか。法人化すると青色申告 vs 白色申告の話ではなくなりますが、それまでは青色申告が最適解です。

まとめ

フリーランスの確定申告は「青色申告(65万円控除)一択」です。

  1. 白色申告は控除0円・青色申告は最大65万円控除
  2. 節税効果は年9〜21万円(年収による)
  3. 青色申告は「事前申請 + 複式簿記 + e-Tax」の3条件
  4. クラウド会計ソフトを使えば手間は白色と変わらない
  5. 独立後2ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出すること

「白色のほうが楽そう」というイメージで選ぶと、毎年10万円以上を税金で支払い続けることになります。最初の手続き 10 分で、その後 10 年以上ずっと節税できるのが青色申告です。

向井純一この記事を書いた人向井純一|フリーランスエンジニア会計ソフト・エージェント・バーチャルオフィスを実際に使い、料金やキャンペーン情報だけでは見えない本音をまとめています。→

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この記事を書いた人

向井純一のアバター 向井純一

フリーランスエンジニア。不動産営業・起業・人材業界を経て、2020年にエンジニアへ転身。プログラミングスクール卒業→Web制作会社→独立という実体験をもとに、フリーランスが本当に必要なサービス・ツールを本音でレビューしています。

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